ジェネリック医薬品をもっと知っていただくために
協会案内
会長挨拶
JGAは我が国ジェネリック医薬品メーカーの団体です。
ジェネリック医薬品の普及に取り組んでいます。
世界最長寿国である我が国は高齢化社会が直面する様々な問題の解決に取り組んでいるところです。
「健康で豊かな人生を生きがいを持ってより長く」という理想の実現のためには国民経済・国家財政に深く関わる課題がございますが、ジェネリック医薬品はその解決に資するという観点から大きく取り上げられております。
しかし、ジェネリック医薬品が本格的に普及している欧米諸国と比較して、我が国においては遅々として進まないのが現状です。
一方では医療費の自己負担率が徐々に引き上げられ、生活習慣病等で薬剤の継続的服用を必要とする患者さんの経済的負担は相当のものとなり、中には病気になっても病院へ行かないという受診抑制に繋がるような深刻な事態も見られます。
また、医療機関も医療費抑制政策の下で経営面の要請からジェネリックへの逸早い切り替えが強く求められています。
このように患者さんや医療現場からの切実な需要に応えていくことがジェネリック業界に課せられた大きな責務です。
我が国ジェネリック医薬品メーカーの団体であるJGAは昭和40年に設立され、爾来ジェネリック医薬品の普及啓発活動に取り組んでまいりましたが、このような使命感に立って以下の方針で運営してまいります。
- 基本方針
基本方針としては、政府目標値である「ジェネリック(GE)シェア30%」の早期実現を支える業界活動に取り組んでまいります。
そのために、GEの普及に資する政策立案を行い、その推進能力を強化してまいります。 - 信頼性向上
まず、GE業界の信頼性向上に取り組みます。 一部の医療機関にはGEに対する不信感がありますが、このような不信感を払拭し、品質・情報提供・安定供給において業界全体の信頼性を向上させることに取り組みます。
それと同時に、エビデンスの存在しない言われなき誹謗中傷に対してはJGAとして適正に対処してまいります。 - 医療制度・薬価制度の改革
薬価制度・医療制度の改革を提言し、その実現に向けて全力で取り組みます。
GEに対する要求水準はその普及と相俟って一段と高くなってきております。
そのような中で需要拡大に応えて品質・情報提供・安定供給を確保していくためには、一定のコストが必要です。
設備投資や研究開発費等の先行投資が増加してまいりますが、効率経営を堅持しつつも、このコストを吸収し、GEの健全な普及発展を可能にするためには適正薬価を確保することが不可欠です。
薬価制度以外には、GE使用の経済的インセンティブの拡大、処方せん様式の更なる改善等のGEの使用促進に繋がる制度改革を提言してまいります。 - 薬制の改革
GEシェア拡大に繋がる薬制の改革に取り組みます。
欧米で実施されているGEの承認・普及促進策を我が国に導入することを強く要求してまいります。
例えば、特許問題に関する弾力的運用、部分効能申請、先発各種データの使用等を要求してまいります。 - 国際的協調の強化
GE団体は欧米を中心として国際的連繋を強化していますが、そのような動向に対して積極的に対応することが我が国GE促進にとって不可欠であると認識しております。
JGAは昨年からIGPA(国際GE連合会)にオブザーバーとして参加しておりますが、正式メンバーとなることを展望した体制強化を早急に図りたいと考えています。 - 啓発活動
啓発活動の活発化に注力します。
啓発活動を通じて各方面のご理解とご支援を得ることがGE普及の大前提であるという認識に立って、マスコミ関係者とのコミュニケーション強化、関係諸機関や国民に対する啓発活動の活発化等、広報活動を強化してまいります。
このように、我が国ジェネリック医薬品メーカーの団体であるJGAは、ジェネリック医薬品の一層の普及浸透を通じて国民医療・国家財政のために貢献してまいる所存です。
従前にもましての、皆様のご支援、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
平成19年5月 日本ジェネリック製薬協会 会長
沢井製薬株式会社 代表取締役会長
澤井弘行