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ポリファーマシー

「ポリファーマシー」は、「Poly」+「Pharmacy」で多くの薬ということですが、多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象※を起こすことです。ポリファーマシーが多剤併用ということではなく、多剤併用が悪いことでもありません。
(※薬物との因果関係がはっきりしないものを含め、薬物を投与された患者に生じたあらゆる好ましくない、あるいは意図しない微候、症状、または病気のこと:公益社団法人日本薬学会「薬学用語解説」より)

高齢者になると、多くの薬を併用する(多剤併用)ことが多くなります。


厚生労働省ホームページ平成26年社会医療診療行為別調査の概況出典:厚生労働省ホームページ平成26年社会医療診療行為別調査の概況


多剤併用により、診療科が異なる場合などの複数の処方、アドヒアランスの低下などのさまざまな要因により、予測不可能な有害事象が起こる可能性が高くなります。

このようなポリファーマシーを防ぐため、病院などでは老年科担当薬剤師の設置、処方カスケードを減らすなどの対処をしています。また、外来患者が多い昨今では薬局での薬剤師の役割が重要となってきます。

薬局では、かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師の時代になり、処方薬の一元管理、そして市販薬の服薬状況、お薬手帳の説明と有効活用、服薬コンプライアンスの向上のための一包化さらにOD錠などへの剤形変更でのアドヒランスの向上、併用薬の相互作用などのチェックなどを積極的におこなっています。


今後のさらなる高齢者増加にそなえ、医療関係者はポリファーマシーの減少に努力しています。