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月刊JGAニュース

編集後記  

 いよいよオリンピックイヤーの幕開けである。第32回オリンピック競技大会が7月24日(金)から、そして東京2020パラリンピック競技大会が8月25日(火)から東京で開催される。昨年開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会に続き、多くの感動する場面を期待したいものであるが、開催期間中の気温が気にかかる。ここ数年、地球温暖化現象によると思われる気温上昇が止まらず、夜間を通しての高温状態が続いている。
 今更ではあるが、気温が高いと同時に湿度も高いので、蒸し風呂状態の環境下で競技が行われることとなる。各国からの参加選手は、このような環境下での競技となることへの対策は取っているとは思うが、アスリートファーストの観点からも疑問が残る開催時期であることは間違いない。我々人類が作り出してしまった温暖化に対して、今こそ、全人類が「ONETEAM」となって取り組まなければ、何時か、全ての屋外競技が室内競技へと変わってしまうだろう。

(K.H)
 

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