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「ジェネリック医薬品の将来を考える会」が開催されました

 2020年6月12日、自民党の議員連盟「ジェネリック医薬品の将来を考える会」(会長:上川 陽子衆議院議員)が開催されました。
 前半は、「最近の取り組み」について、3名の方から講演がありました。((1)「ジェネリック医薬品の使用促進等に関する厚生労働省の取組」厚生労働省医政局経済課 林俊宏経済課長、(2)「海外原薬サプライチェーンの課題」日本製薬団体連合会品質委員会 蛭田修委員長、(3)「海外原薬の物流の実態」日本薬業貿易協会 藤川伊知郎会長)
 後半は、「医薬品・原薬の国内外におけるサプライチェーンの在り方」について、参加議員を交えて活発な議論が行われました。
 その中で、当日示された提言案の3本柱((1)医薬品・原薬の国内外におけるサプライチェーンの再構築、(2)全都道府県で数量シェア80%以上の達成、(3)「品質に対する信頼性を伴う安定供給への努力」が反映される薬価制度の構築)に加えて、参加議員から「リスクへの対応と国際連携推進の必要性」について、提言の中に追加での記載の強い要望が出ました。
 具体的には、国内で重要な医薬品が実際に不足、供給停止してしまった際の「調整メカニズムの構築」や、環境に配慮した原薬等の製造等、「サステナブルな医薬品供給の仕組みの構築」などが提案されました。これについては、上川会長の迅速なご決断によって、その場で提言案に追加される旨が決定しました。
 本会では、骨太方針2020に向けた提言案について上川会長一任の上、大筋の了承を得ました。今後は、麻生財務大臣、加藤厚生労働大臣、梶山経済産業大臣に手渡し、提言が骨太方針に少しでも反映される事が目指されます。

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ジェネリック医薬品シェア分析結果について

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