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月刊JGAニュース

編集後記  

 このような記事を書く時や何か挨拶などをする時の話題を考えるときに、ふと「今日は何かの日だろうか」と考える。何かの記念日であるとか、過去の同日に何か出来事があったかなどを検索する、ということはないだろうか。
 ちなみに、この原稿を書いている6月18日は「おにぎりの日」だそうだ。この「おにぎりの日」、由来を調べてみると下記の由来らしい。
 『日本最古のおにぎりが発掘された石川県能登半島に位置する旧鹿西(ろくせい)町(現・中能登町)が記念日登録をし制定されたのが「おにぎりの日」。これは旧鹿西町の町おこしのためで6月は鹿西の「ろく(6)」から来ています。そして毎月18日に制定されている「米食の日」から取って6月18日が「おにぎりの日」となりました。』
 ちなみに、毎月18日は「米食の日」(米の漢字で十と八より)で、1月17日は「おむすびの日」(阪神大震災で被避難生活を強いられた人々に配られたことから、その善意を忘れないように)とのこと。お米一つにとっても様々である。国または国の機関が定めた記念日は60数種類ある。そのほかの記念日に関しては、記念日を指定等する任意団体もあるようだが、2,000以上あるようだ。会社の記念日、周年記念日などを考えれば、莫大な数になるのではないだろうか。個人でも、「~記念日」を制定されているかたも多数おられるのではないか。誕生日も一種の記念日であるだろう。
 上記のような記念日には、大災害などを忘れないように制定された記念日もある。これらはその記念日にあたり、過去の出来事を祝う、もしくは忘れないために等、人々それぞれの記憶に残していく、思いをはせて何か行動のきっかけとするという意味合いがあると感じている。
 現在、コロナウイルスにより生活が脅かされ、経済においても「戦後最大の危機」とも言われている状況ではあるが、終息(収束)が発表されそれを記念できる日が一日でも早くくることを祈念している。

※参考:一般社団法人おにぎり協会 HP
(Y.S.)
 

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