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お知らせ  

「ジェネリック医薬品の将来を考える会」が 開催されました

 2021年2 月16日、自民党の議員連盟「ジェネリック医薬品の将来を考える会」(会長:上川陽子 衆議院議員)が開催されました。

 冒頭、藤井基之会長代行より、今回の議連では、昨今のジェネリック医薬品に対する問題が多岐にわたって提起されることを踏まえ、厚生労働省、日本ジェネリック製薬協会からの説明・意見がほしい旨、趣旨説明がありました。
 その後、「後発医薬品の昨今の品質に起因する問題等について」として、監視指導・麻薬対策課田中徹課長より、小林化工問題の経緯の説明が、厚生労働省医政局経済課 林俊宏経済課長よりジェネリック医薬品に対する品質管理の取り組みについてご説明の後、「日本ジェネリック製薬協会の取り組み」として、日本ジェネリック製薬協会澤井光郎会長より、協会の取り組みについて説明が行われました。

 厚生労働省の取り組みの説明に対し、行政の責任、今後の対応、業務停止期間の是非等について、多くの意見が出されました。また、当協会に対しては、小林化工の除名に伴う協会の取り組みの浸透の懸念などにご意見を頂戴いたしました。当協会としましては、引き続き小林化工とは情報交換を行っていくとともに、ジェネリック業界の信頼回復に努める旨、説明させていただきました。

 会の終わりに藤井基之会長代行より、『議員の方々も発言したい事の半分も言っていない。これは「武士の情け」』『これからどうするか、私どもが一緒に考えたいところ』とのお言葉を頂戴しております。
 また本来であれば、本会で「次の施策の目標をどこに置くか、それを骨太にどう反映するか」について議論される予定でしたが、今回の事件の公表により、先に当該内容を中心に話をすすめた旨の説明がありました。

 山田美樹事務局長から最後に、「新たな目標、施策のターゲットをどうするか、骨太に入れ込むか、となると国の中でも年度内に次の目標検討を進めているので、この議員連盟でもそれに間に合うように検討を進めていかなければならない」「次回の議員連盟をなるべく早いタイミングで開催できればと思っている」と、次回の議論内容と次期開催を近く行うことについて言及され、終了致しました。

(取材:日本ジェネリック製薬協会広報委員会)

厚生労働省制作動画「ジェネリック医薬品の特徴」のご紹介

 厚生労働省では、2021 年 1 月 27 日(水)付けで YouTube 上に「ジェネリック医薬品の特徴」という 3 本の動画を掲載していますのでご紹介いたします。


○【ジェネリック医薬品の特徴①】ジェネリックの効用
ジェネリック?それはいつもの薬と違うの?
ジェネリック医薬品の効用について説明する動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=OZoESBBBH_Y


○【ジェネリック医薬品の特徴②】ジェネリックの安全性
ジェネリックは安心・安全なの?
ジェネリック医薬品の安全性を説明する動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=ZkKGIcKI_Rw


○【ジェネリック医薬品の特徴③】ジェネリックの添加剤
ジェネリックは添加剤が新薬と違うって聞いたけど、本当なの?
ジェネリック医薬品の添加剤を説明する動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=7aCMS5voiAU


【厚生労働省 /MHLWchannel】
https://www.youtube.com/channel/UCVgZUHlkoN51FOwoNMBGjfw

 

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