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月刊JGAニュース

コーアイセイ株式会社  

 全世界で新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、日々医療の最前線でご尽力されている医療従事者の皆様に、心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。一日も早く穏やかな日々が戻りますよう、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

 当社におきましては、医薬品の安定供給は社会的使命であるとの認識から、感染拡大防止及び従業員の安全を確保する措置を講じた上で、確実な事業継続を図ってまいります。
 当社の歴史は、1956年山形県医師会の要望により創立された「山形県医師製薬株式会社」から始まります。その後「株式会社イセイ」と商号を変え、2011年にはジェネリック医薬品原薬輸入商社であるコーア商事株式会社と資本提携し、2015年に純粋持株会社であるコーア商事ホールディングス株式会社の設立及び同社による子会社化に伴い会社名を「コーアイセイ株式会社」と改称いたしました。

 当社は、医薬品製造販売会社として『「信頼される医薬品」の製造・販売により、健康維持と医療福祉に貢献する』の品質方針を掲げ、社会から信頼され必要とされる存在価値の高い企業を目指し日々業務に取り組んでおります。

 近年、環境・社会・管理体制を意識したESG:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)経営が求められ、企業価値の向上や、市場での評価だけではなく、中長期的に持続可能な取り組みが必要とされるようになってきました。環境変化はめまぐるしく、かつ多様であり、変化に対応できる企業のみが存在意義を認められる社会へと変貌しつつあります。

 持続可能な社会の実現に貢献する企業であり続けるため、加速する「超高齢社会」で必要とされる医薬品企業グループとして、また9月にはサステナビリティ委員会が設立されたことを弾みとして、グループ横断的にサステナビリティ活動に取り組んでおります。今後ともグループの強みを活かした様々な事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 2020年末に相次いで発生した品質や安定供給に係る不祥事により、ジェネリック医薬品の安全性への疑念が高まっており、ひいては医薬品業界全体の信頼性の根幹を揺るがす大きな社会問題へと発展しております。

 当社は、引続き法令及び社内手順を遵守し、高品質な製品を安定供給することで信頼性を確保し、社会の発展に貢献する価値ある存在として成長してまいります。

 

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