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月刊JGAニュース

お知らせ  

令和3年度千葉県後発医薬品安心使用促進協議会の開催について

講演日時:2022年1月14日(金)18:00~19:15
場  所:千葉県庁 本庁舎5階 特別会議室
テ ー マ:後発医薬品安心使用促進に係る取組等について
GE薬協推薦委員:小塙 伸忠(日本ジェネリック製薬協会 政策委員会 渉外グループ)

概  要: 千葉県後発医薬品安心使用促進協議会において当協会の取組みについて説明しました。

(説明実施後にいただいたご意見)
●基本的には患者様にとってベストになることが、私たちの目指す形なので、供給不安が解消できるように各団体が一丸となって取り組んでいくためにも、今後も活動していきたい。そのために今後ともよろしくお願いしたい。
●是非お願いしたいことがある。出荷調整の定義が会社によって解釈が違うので、そこのところを統一の見解で情報提供していただきたい。経緯や状況が各社に直接聞かないとわからない。ジェネリック医薬品に限らずである。
●第3者による監査制度の試行的導入の検討について、もう少しレベルアップをしていくことを考えているという風に捉えてよろしいか。いいものを作ってほしいのでお願いします。
●ジェネリック医薬品の今回の供給不安ということで薬剤変更に困っている。今回の話を伺って気になったことだが、自主点検の事例は今後も継続的に行っていくのかお伺いしたい。単発であれば意味がないものと思われる。こういうのは継続的に行っていかないと、信用が回復できないと思う。継続的に行っていただきたい。情報提供の項目の説明の中で共同開発が出てきた。製造委託と共同開発はどういう意味合いで使われているか。要は製造委託の情報が出ていない。供給不安が発生した際に他社に電話しても実はそこと同じ製造所に委託しているからダメ、とわかることがあり、結局、医療機関は2回3回同じ電話をしないといけない。そういう情報を出してもらわないといけない。小林化工を除名したとのことだが、製造業は持っている。例えば他社がそこに製造委託をして情報を開示しなければ結局わからず、意味がない。そこの情報は出していただきたい。

 

 


第4回岡山県後発医薬品の安心使用のための協議会の開催について

講演日時:2022年1月20日(木)14:00 ~ 16:00
開催形式:WEB開催
テ ー マ:後発医薬品に関する品質及び安定供給の確保
GE薬協推薦委員:田中 俊幸(日本ジェネリック製薬協会 政策委員会政策実務委員長)

概  要: 岡山県後発医薬品の安心使用のための協議会において当協会の取組みについて説明しました。

(説明実施後にいただいたご意見)
●現在、臨床現場ではどこも薬が入ってこない。また、どのような状況になっているのか具体的な情報も入ってこない。代替品も含めて欠品の情報が分からなくて、現場は本当に困っている。
●患者さんを何とか説得してジェネリック医薬品に切り替えてきた流れがある。どの薬がいつ無くなるか分からない状況で本当に診察が続けられるのかという心境。
●このような状況で、国は引き続き推進するようだが、やって行けるのか?
●ジェネリック医薬品が無いため、先発品に戻さなければいけないことがある。その際、患者さんの負担が上がる(薬価が上がる)というのは困る。一時的な措置としてでも、先発品の薬価を下げることは出来ないのか。また卸で振り分けて貰いたい。
●患者としては、病院で言われた薬をもらって帰るだけ。本日の講演で初めて、薬の状況を知ったが、日頃、こうした背景を知ることはほとんどない。先生に言われたことを信じるのみ。関係者の皆様のご苦労をお聞きし、仕組みとして上手く回ることを願う。
●流通の方はどうなっているのか聞きたい。卸によって、こちらの卸は製品が入る、こちらの卸は入らないというバラつきがある。メーカーにも責任があるとは思うが、もう少し流通をシンプルに出来ないのか?ブラックボックスのようになっている。(卸によって、無いという品目が実は他であるということもあった)
●どうしてもメーカーに矛先が向きがちであるが、県の方に聞きたい。メーカーに対して頑張ってジェネリック医薬品を作れと言う一方で、後ろから支えることをしていないのでは。行政として対応が遅れていると思う。

 

 


香川県後発医薬品のための研修会の開催について

講演日時:2022年1月29日(土)13:30 ~ 15:30
場  所:香川県社会福祉総合センター
テ ー マ:後発医薬品の品質確保、信頼回復に向けた取組みについて
講  師:田中 俊幸(日本ジェネリック製薬協会 政策委員会政策実務委員長)

概 要: 香川県内の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師等)、一般県民の皆さまに向けて当協会の取組み
について説明しました。

(講演実施後にいただいたご意見)
●日医工の試験等でも生産効率をあげるためにGMPを遵守しなかったように感じるが、供給問題が発生する前から他社も含め、需要が大きいために各社ギリギリで供給していたということはあったのか?
●成分ごとの供給状況を見ることの出来るサイトが間もなくできるとのお話があったが、薬を取り扱う側として、大変良いことだと思う。米国でもFDAがそのようなサイトを使用している。別の話題であるが、メーカー各社が増産体制を整えると、いずれ供給過剰になるように思うが、その際、グローバル市場に出て供給するというビジョンはあるのか?
●県でも震災用備蓄等の医薬品を用意しているが、今回の供給不安により確保が難しかった。県としても一刻も早く事態解消につとめてほしい。
●これまでと違い広い視野から勉強させてもらった。あまり薬を作っている側の講演に触れたことがなかった。世界情勢をはじめ多くのことを学ばせてもらった。大学の学生(薬学部)を参加させてもらっているが、信頼回復に限らず、医療現場の人たち、薬剤師の卵に向けて、ジェネリック医薬品全般に関するメッセージをいただきたい。

(講師からご紹介したご意見:一般的に多くいただくご質問より)
●供給不安に関わる情報提供は、GE薬協として各医療機関にしているのか?
●ジェネリック医薬品メーカーの数が多いのではないか?

 

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