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月刊JGAニュース

最低薬価・不採算品再算定・基礎的医薬品の関係について  

 医薬品の安定供給について議論される中で、最低薬価、不採算品再算定、基礎的医薬品という単語をよく耳にします。これまで知っ得!豆知識においても、これらの単語に触れたことはありましたが、3 つの違いという観点でご紹介させて頂いたことはなかったかと思います。これら 3 つの単語について包括的にご紹介させて頂きます。

 まずは、これら 3 つの単語の違い(関係性)についてです。

 対象となる医薬品の分類や適用条件が異なることがわかります。模式的なイメージとしては、以下が参考になります。

 また、最低薬価、不採算品再算定、基礎的医薬品のそれぞれの現状と変遷についても引用元資料においてきれいにまとまっております。そういった背景を知ると各々の対象の範囲や薬価上の措置が異なる背景を理解することができます。

 なお、〇〇医薬品という単語で、もう一つよく耳にするものとして、日本薬局方医薬品があります。日本薬局方は薬機法に基づき規定される医薬品の規格基準書です。

 下記の通り、基礎的医薬品、安定供給確保医薬品、日本薬局方医薬品は、類似している点がありますが、目的は異なることが理解できます。

<引用>
○第10回 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会 資料等の差し替え
https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/001087794.pdf

 

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