新社長就任のご挨拶

2025年8月5日付で日東メディック株式会社の代表取締役社長に就任いたしました中井俊輔と申します。
日東メディックは1994年の創業以来、点眼薬の製造・販売を中心に受託製造、皮膚外用剤の製造・販売も行っております。受託製造におきましては協会加盟会社の皆様にも大変お世話になっております。
医療用点眼剤の市場は供給面では比較的安定しておりましたが、選定療養の影響や、能登の震災の影響もあり、昨今は安定的に供給できない製品が一部出てきております。後発品への切り替えが内服固形剤ほど進んでいなかった点眼剤は特に選定療養の影響を色濃く受けており、生産能力の偏りが鮮明に出てきております。そのような中、弊社は生産能力増強のため、向こう三年間で積極的な設備投資を行う予定です。
一方、10年20年先を考えると、日本国内は少子高齢化から人口減少に転じ、国内市場がシュリンクする可能性をはらんでおります。日東メディックではアセアン市場を中心に点眼剤の輸出事業への積極投資を10年ほど前から行ってまいりました。特にZoneⅣb(高温多湿地域のための長期保存条件として最高30℃/75%RHが要求される諸国)に対応する安定性データを取得し、活用することで、商機を逃さないように商材拡大を行ってまいりました。現状はいまだスモールビジネスですが、将来の成長エンジンとして当社の大きな柱の一つと位置付けております。
新しい技術の開発や、新しい市場の開拓は個社で行うより協会全体で活動することにも意義があるのではないかと感じております。品質問題・供給問題への対応はもちろんのこと、将来への協調共闘にむけて、微力ながら貢献できればと存じます。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
日東メディックは1994年の創業以来、点眼薬の製造・販売を中心に受託製造、皮膚外用剤の製造・販売も行っております。受託製造におきましては協会加盟会社の皆様にも大変お世話になっております。
医療用点眼剤の市場は供給面では比較的安定しておりましたが、選定療養の影響や、能登の震災の影響もあり、昨今は安定的に供給できない製品が一部出てきております。後発品への切り替えが内服固形剤ほど進んでいなかった点眼剤は特に選定療養の影響を色濃く受けており、生産能力の偏りが鮮明に出てきております。そのような中、弊社は生産能力増強のため、向こう三年間で積極的な設備投資を行う予定です。
一方、10年20年先を考えると、日本国内は少子高齢化から人口減少に転じ、国内市場がシュリンクする可能性をはらんでおります。日東メディックではアセアン市場を中心に点眼剤の輸出事業への積極投資を10年ほど前から行ってまいりました。特にZoneⅣb(高温多湿地域のための長期保存条件として最高30℃/75%RHが要求される諸国)に対応する安定性データを取得し、活用することで、商機を逃さないように商材拡大を行ってまいりました。現状はいまだスモールビジネスですが、将来の成長エンジンとして当社の大きな柱の一つと位置付けております。
新しい技術の開発や、新しい市場の開拓は個社で行うより協会全体で活動することにも意義があるのではないかと感じております。品質問題・供給問題への対応はもちろんのこと、将来への協調共闘にむけて、微力ながら貢献できればと存じます。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。