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月刊JGAニュース

薬科大学での講義について  

広報委員会

 薬学生向けの啓発活動の一環として「学生向け教育資材」をもとに講義を行っており、千葉科学技術大学薬学部、九州医療科学大学薬学部、同志社女子大学薬学部、昭和薬科大学にて講義の機会を頂きましたので報告させて頂きます。

今般の講義についてご協力頂きました先生方に改めて感謝申し上げます。

■千葉科学大学薬学部
講演日時:2025年9月11日(火)11:00~12:30(90分)
形式:web
聴講者:4年生44名

■九州医療科学大学薬学部
講演日時:2025年12月5日(木)13:00~14:20(90分)
形式:web
聴講者:4年生44名

テーマ:「ご存知ですか?ジェネリック医薬品」
講師:三宅 真二(日本ジェネリック製薬協会 広報委員会)

どちらもzoomを用いたweb講義で学生さんの反応が見られないので、納得いただけたのか不安でしたが、後日いただいたアンケートで、
◯生物学的同等性により有効成分の同等性が証明されており、効き目が劣ると言うことはないということが、その他の試験で品質・安全性が証明されていることが分かった。
◯ジェネリック医薬品が承認されるまでにどのような試験を行い、どのような基準にしたがってつくられているのか流れで知ることが出来、今までそれぞれについて覚えていたことがイメージしやすくなった。とても判り易かった。ありがとうございました。
などの温かいコメントがいただけたので、ジェネリック医薬品について理解を深めて頂けたものと思いました。
今年度内容を増やした、長期収載品の選定療養については、コメント頂いた学生さんはまだ少ない状況でしたが、薬局実習で、患者さんに選定療養の説明をしているのに立ち合った経験のある方が居られて、「腑に落ちた」というコメントを頂きました。

■同志社女子大学 薬学部
講演日時:2025年11月25日(火)11:00~12:30(90分)
形式:対面
テーマ:「ご存知ですか?ジェネリック医薬品」
講師:久松 栄一(日本ジェネリック製薬協会 広報委員会)
聴講者:4年生126名

【講義後のアンケートに対する主な学生さんの感想】
・国民皆保険制度の維持のためにジェネリック医薬品の使用が大事であることが理解できた。
・選定療養制度を初めて知り、これから実務実習に行って服薬指導を経験するにあたり制度を理解できてよかった。
・錠剤印字について災害時の持参薬を判別する際にも役に立つことを知る事ができた。
・先発品からジェネリック医薬品への切替の際に、62.5%が薬剤師の説明がきっかけで切り替えたとのデータを知り薬剤師の説明がいかに重要かを知ることができた。
・生物学的同等性試験によって血中濃度のAUC・Cmaxが先発品と厳密に比較され90%信頼区間で0.8~1.25に入らいないと承認されないなど、ジェネリック医薬品の信頼性の高さを理解できた。

 講義後のアンケートにおいて、講義内容で参考になった項目について質問したところ以下の回答を頂きました。
※回答者数99名 複数回答

 

 講義内容で一番参考になった項目は「先発医薬品とジェネリック医薬品の同等性について」と回答された学生が68名(68.7%)と最も多かった。

 

■昭和薬科大学
講演日時:2025年12月18日(木)13:00~14:20(80分)
形式:対面
テーマ:「ご存じですか?ジェネリック医薬品」
講師:中橋 弥里 (日本ジェネリック製薬協会 広報委員会委員)
聴講者:4年生146名

講義後にアンケートを行い、学生さんから以下のようなご感想をいただきました。
・ジェネリックは先発品とほぼ変わらぬものと思っていたため、添加剤の違いでアレルギーが出るかもしれないことは盲点だった。
・価格が安いのは研究費用が先発品と比べて少ないからであって、決して薬効が弱かったりすることはなく、むしろ飲みやすい工夫がされていたり、ジェネリックは良い印象に変わった。
・なんとなく、先発の方が安全なのかなと思ってジェネリックに変更しないことが多かったけど、変えてみてもいいかなと感じた。
・「ジェネリック医薬品は、特許の切れた先発医薬品を模倣したものである」という印象が強かったが、先発品をもととして、服用性・調剤性を工夫した“付加価値製剤”であることを知り印象に残った。
・ジェネリック医薬品は先発品で既に効果や安全性が示されており、それと同等であるため生産過程はシンプルであるかと思っていたが、開発には様々な承認や試験が必要であり、私が思っていた以上に多くの手順や人の手も必要とすると感じた。
・薬剤師がどこで活躍できているのかを知れた。企業にも考えていたので良かったです。