ニプロ株式会社

ニプロ株式会社
https://www.nipro.co.jp/
創業年:1947年
設立年:1954年7月8日
代表者:代表取締役会長 佐野 嘉彦
従業員数:従業員数 4,563名(2025年度3月末時点)
(男性3,345名/女性1,218名)
【経営理念】
未来に向かって、
世界の人々の健康を支え、
医療ニーズに応える商品、技術
及び事業の創造革新を行い、
社会に貢献し、自己実現を図る。
ニプログループは、「すべてのいのちに、よろこびを。」というブランドステートメントのもと、医療機器、医薬品、ファーマパッケージング、再生医療の各事業を展開する総合医療メーカーとして事業を展開しています。医療現場の声に真摯に向き合い、研究開発から製造、供給までを一貫して担う体制を強みとして、国内外の医療現場を支える役割を担ってきました。
この中で医薬品事業は、ジェネリック医薬品を中心に、医療の質と持続可能性を支える重要な役割を担っています。ニプロでは、自社ブランドの後発医薬品に加え、長年にわたり培ってきた製剤技術や生産ノウハウを活かし、医薬品受託製造(CDMO)にも注力しています。特に注射剤分野においては、無菌製剤という高度な製造管理が求められる領域で、確かな実績を積み重ねてきました。
一方、後発医薬品業界を取り巻く環境は近年、大きく変化しています。品質問題や供給不安を背景に、社会からはこれまで以上に高いレベルでの信頼性と安定供給が求められています。また、薬価改定やコスト構造の変化により、単に品目数や数量を追求するのではなく、持続可能な製造・供給体制をいかに構築するかが、各社共通の課題となっています。こうした環境下において、製造現場の果たす役割はますます重要になっています。
こうしたニプロ医薬品事業の中核拠点の一つが、滋賀県に立地するニプロファーマ 近江工場です。近江工場は、注射剤を中心とした無菌製剤の製造を担い、感染症治療や救急医療など、医療現場に不可欠な医薬品を安定的に供給する役割を担っています。ニプロでは、近江工場を将来にわたる重要拠点と位置付け、継続的な設備投資や生産能力の強化、品質管理機能の高度化を進めてきました。2024年度には抗菌薬注射剤棟が稼働開始しており、さらに2026年4月にバイアル棟を竣工いたしました。
同工場では、GMP遵守を前提としながら、設備やシステムだけでなく、人材育成や技術継承にも力を入れることで、医薬品の信頼性を支える基盤づくりを進めています。また、自社製品にとどまらず、受託製造を通じて業界全体の安定供給に貢献することも、近江工場の重要な使命です。
ニプロは、日本ジェネリック製薬協会の一員として、製造現場から業界全体の信頼回復と持続的発展に貢献していきたいと考えています。近江工場での取り組みは、その象徴であり、本当に必要とされる医薬品を、責任をもって作り続け、着実な歩みを続けてまいります。