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第3回NDPオープンデータ

第3回NDBオープンデータについて

 「NDBオープンデータ」については、過去に第1回、第2回と紹介してきましたが、「第3回NDBオープンデータ」が公表されましたので、改めてこのコーナーで紹介させていただきます(集計対象:平成28年度のレセプト情報及び平成27年度の特定健診情報)。
「NDBオープンデータ」については、厚労省のホームページからダウンロードできます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177182.html
 NDB オープンデータは、NDB からレセプト情報と特定健診情報を抽出して基礎的な集計表を作成し、誰でも自由に利用できるように公表しています。また、NDBオープンデータは利用者からの要望を受け付けており、「第3回NDB オープンデータ」も、これまでの集計項目を踏襲するとともに、集計項目、範囲の拡大を行っています。
 「第2 回NDB オープンデータ」では、大きく分けて「医科診療行為」、「歯科診療行為」、「歯科(傷病)」、「薬剤」、「特定健診(検査値)」、「特定健診(標準的な質問票)」の6つの事項の集計結果を公表しましたが、「第3回NDB オープンデータ」ではこれらに加えて、新たに「特定保険医療材料」の集計結果も公表しています。
 「医科診療行為」では、医科入院/入院外レセプト及びDPC レセプトの情報を基に、厚生労働省告示の点数表で区分された各診療行為について、「都道府県別」及び「性・年齢別」の集計を行っています。「第2回NDB オープンデータ」では、「投薬」及び「注射」の区分に分類される各診療行為、各診療区分の加算項目、入院基本料および入院基本料等加算の集計結果を追加しました(但し、これら入院基本料及び入院基本料等加算に係る公表項目は、出来高評価で算定される診療行為回数のみとなっています)。「第3回NDBオープンデータ」では、短期滞在手術等基本料および輸血料の集計結果を追加しています。さらに「初診」、「再診」、「外来診療料」、「末梢血液一般(検査)」、「水晶体再建(手術)」の5 種類のクロス集計表(都道府県別/性年齢別)も追加しています。
 「特定健診(検査値)」は、特定健診データを基に、主たる検査項目である「BMI」、「腹囲」、「空腹時血糖」、「HbA1c」、「収縮期血圧」、「拡張期血圧」、「中性脂肪」、「HDL コレステロール」、「LDLコレステロール」、「AST(GOT)」、「ALT(GPT)」、「γ-GT(γ-GTP)」、「ヘモグロビン」、「眼底検査」の検査値階層別件数を「都道府県別/性・年齢別」のクロス集計として公表しています。「第3 回NDBオープンデータ」では、新たに「尿蛋白」、「尿糖」の集計結果を追加しています。
 薬剤については、医科入院/入院外レセプト、DPC レセプト、調剤レセプトの情報を基に「内服」、「注射」、「外用」の剤形別に、「都道府県別」及び「性・年齢別」の集計を行っており、薬効分類毎に処方数量の多い薬剤(上位100 品目)を公表しています。今回は新たに薬剤の薬価・数量の「単位」を追加しています(「単位」、「薬価」については薬剤によって薬価規格単位になっていませんので、活用する際には補正するなど注意が必要です)。年齢階級は、90 歳から100 歳まで拡大して公表しています。また、注射の集計表については、最小集計単位を1,000 未満から400 未満に変更しています。
 今回の公表されたデータは、平成28年度のレセプト情報及び平成27年度の特定健診情報であり、最新の情報ではありませんが、薬剤については国全体や都道府県毎に使用量の多い製品(販路を問わない)が確認できますので、製薬業界関係者にとっては貴重なデータといえます。また様々な検査値を県単位で比較して確認出来ますので、県ごとの特徴を把握しておくのも良いでしょう。


JGAニュースNo.126(2018年10月号)